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カウンター (2006/4/4カウンター設置)
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Matchstick Curving


1900から1930にかけて北米を中心にWhittlingという木彫りで鎖やボールインケージなどの奇妙な物体を作る遊びが流行した。これを先導したのが、Popular ScienceやPopular Machanicsという雑誌である。娯楽の少ない時代に念入りな手間のかかる趣味が、この雑誌社が主催したコンテストにより、より切磋琢磨された。

さて、Tangermanによると世界でもっとも有名な大工は、ナザレのイエスであるという。
すなわちイエスキリストだ。イエスは救世主の前職は大工さんだったわけだ。
実は大工と翻訳したのは誤りで、元になったギリシャ語の聖書では大工(Carpenter)ではなく彫刻家(Art Curver)という意味に近いらしい。つまり、神殿などの聖なる場所を飾る彫刻を作るのが仕事だったのだ。日本風に言えば、単なる大工ではなく、宮大工とか仏師というべき表現に近いのである。でもさすがに、「ナザレのイエスは宮大工であった」とはいえないね。
こういった由来を受けて、木工を聖なる趣味として捉え、その信仰心により異常に複雑な形状の彫刻を行うことを目的としたのである。ちなみに、私はキリスト教徒でもなんでもない。
たしかに木彫り彫刻というのは、なにか人を熱中させて超越した境地へと導かれるような気になることがある。日本でも仏師といわれる人物や円空など仏像を彫ることで特別に尊敬されるようになった例がある。きっと、イエスは、神像や空想上の動物を彫るうちに目覚めてしまったのだろう。
逆に言えば、神を実際に見て触れるような形するのが彫刻家という職業であって、その意味では救世主と大した違いはないのかもしれない。

現在でも非常に高齢にはなったが、少ないながらもこのようなWhittlingを趣味にしている人たちが現存している。
彼らの多くは、ドイツ系の移民であるそうだ。もともとドイツや北欧でこのような奇妙な木彫りが存在していたので、その流れを組んでいるのかもしれない。

さて、そのような人たちの中に、少数派であるがより小さいものに造形する喜びを覚えたひと達がいた。マッチ棒にこれらの奇妙な造形を掘り込むのである。
それは、MatchStick Curvingと呼ばれた。
MatchStick Curvingのコンテストも開かれ、その優勝者はMilton Cliffordという人物で、マッチ棒で作った鎖を囚人が足枷にしている「The Prisoner」という作品だ。ちょうど、マッチ棒の頭が鎖の重石になっている。この写真がTangermanの「Whittling and WoodCarving」に載っている。
マッチ棒の鎖は、試してみたが、これはかなり難しい。

MatchStick Curvingは、そもそも欧州で流行した遊びだった。マッチ棒を加工して動物や人物を造形する遊びである。それが、Whittling熱の影響を受けて海を渡った。
そもそもマッチ棒に使われている木は、あまり質がよくない。
木目が粗くてもろく、とても細かい造形に向く素材ではない。
微妙な力加減を間違えると簡単に傷つき折れたりしてしまう。
普通の材に造形するとのは又違う難しさが存在するのである。

というわけで、今回は、マッチ棒を題材にしてしてみました。
使っているのは、極く普通のマッチ棒です。
これは、マッチ棒で作った6本組み木です。すべて同じ形なのでちょっと弄ったくらいでは崩れません。のりや接着剤は使っていません。しっかりかみ合っています。

Matchstick Impossible Burr(All Same)

こちらは、クロスバーです。片方のマッチ棒をもうひとつのマッチ棒が貫通しています。
Matchstick Cross Bar

同じく、Whittlingの定番の「やっとこ」です。一本のマッチ棒から出来てます。
ちゃんとクイクイと稼動します。

Matchstick Plier

最後は、マッチ棒で作った千鳥格子です。
それぞれの格子が編んだように交互にかみ合っています。
のりや接着剤は使っていません。
ちゃんとかみ合っているので、動かしても全く崩れません。

Matchstick Impossible Grill


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