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カウンター (2006/4/4カウンター設置)
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象牙?多層球

こちらの記事も併せてご覧ください。
NHKの取材ってこの程度だったのか。がっかりだわ〜
象牙多層球 NHKスペシャル パクリやがった件
象牙多層球のアクセス数急増か
象牙多層球2
象牙多層球
Francis Barreau
多層球
ここから、本文です。
先日、近所の骨董市をぶらぶらしていたら、多層球を見つけたのでソッコーでゲッチューした。
思いもよらず、唐突に出現したのでびっくりした。
中の玉をよくみたら、割れているではないか、どうせ、練り物だろうし、もっと安くしろ、
香港では、3000円くらいで売っているらしいよとか難癖つけたら、かなり安くしてくれた。
おじさんありがとう。難癖つけてごめんね。

そのまま持ち帰り、かなり埃をかぶっていたので、早速クリーニングする。
そして、研究用にと観察を始めた。
大きさは直径約3cmで手の上に乗る手ごろな大きさだ。
台がないので残念だが、そのうち不可能物体な三脚でも作ってやるか、木枠に埋め込んでやろう。

爪楊枝で穴をそろえて、数えてみると全部で7層ある。
そのうち最上層と第2階層はガミラス星のようにつながっているので6層と数えることもできる。
3層目以下は、完全にくるくると回転する。

(左上に龍がいる。)

最初見たとき、あまりに薄汚れていたので、プラスチックかレジンで作った練り物だろうと思った。
クリーニングしてじっくり観察してみると、象牙特有の縞模様および、格子模様が見える。
研究用に象牙の切れ端を持っているので、それと比べても確かだ。
まさか、象牙ではあるまいと思ってみるが、どうしてもその疑問を解決することができない。
もしかしたら、象牙なのかもしれないが、そうでなくて、他動物の牙や歯などの生物素材で
はあろう。もし、これが練り物だとしたら、香港の偽者テクノロジーは恐るべしである。
香港や台湾あたりで売っていたみやげ物が流れて売られていたものだと思うが由来がよくわからない。

さて、細工の跡を調べると、バリや接合した跡は見られないので、削り出したものであることがわかる。
というのも、最上層とだ2層目の間に、層を増やそうとした形跡が見てとれるので、なんとなく製作方法
が想像できるのである。
造形に目を移すと、いわゆる「雲龍」という中国の伝統的な図柄である。2匹の龍がとぐろをまいて球全体を覆っている。この龍の顔(上写真で左上)の位置で、球の上下関係が把握できる。
造形が彫りこんであるのは、表面だけで、2層目以下には穴が開いているだけである。
龍の位置を赤道上の経度0°とすると、180°の位置にもう一匹いる。
その龍の体は、一旦北極に向かい、次に南下して、南極に向かうように、それぞれがとぐろをまいている。
この彫り込みは、大変丁寧でかつエッジが立っていて迷いがなく、熟練した職人の技であることをうかがわせる。
しかし、残念なことに、ところどころ模様が切れていたり、経年のためか、割れてしまっている。
だから、これは一応職人の手によるものであるものの、少々難があったか、失敗作であったかで、市場に流失したものではないかと思っている。
本来の多層球には、おまけで小さいのが付属していることがあるので、そのおまけの小さい方のアウトレット品ではないかということになる。
私の場合には、仕組みがわかれば良いだけので、このアウトレット品で充分楽しめる。
とは行っても、万博で飾られていたものよりはるかに出来が良いのではないかな?
万博でもなぜか中国人ぽいバイヤーが売っていたな。
(ガミラス星構造)
(愛地球博 アフリカ共同館 コンゴ)

穴の数は、大きいものが、全部で14個。
まず、南極、北極にひとつずつ。
そして、赤道上に、0°、90°、180°、270°と4つ。
さらに、中緯度に、8つ、これらの隙間を埋めるように開いている。
さらに、それらの穴の周囲を埋めるように小さい穴が、模様に隠れて開いている。
大きな穴は、最下層まで達する円錐上の穴である。小さい穴は、2層目まで達する浅い穴だ。
この構造は、本場の故宮博物館にあるものと同じだが、もちろん、本場の方が層の数や細工ははるかに手が込んでいる。
国内では、このレプリカが「幸せの丘 ありあんす マンモス象牙彫刻美術館」という怪しげな施設に展示されているようだ。

さて本格的な多層球(故宮博物館にあるもののレプリカ)は、骨董市でよく見かける。
骨董市には、中国系のバイヤーがよく出展しているからだ。
安いもので数十万はするから、簡単には手がでないし、あまり欲しいとは思わない。
このくらいのものだと手がでるし、見ていて飽きない。
骨董市で売っている本物は、どれも目が飛び出るほど高いが、中には50層を超えるものある。
多層球は、広東省の伝統的な工芸品で、広東省だけで作られているという。
多層なのは、その家系や世代を表し、層が多いほど縁起が良いとされる。

本場中国では、「象牙球」と呼ばれている。
古くは鬼工球と呼ばれ、鬼(のような職人)が作ったとされた。
古いものは、中国系のオークションでも手にいれることができる。
一時期、この技術は途切れたが、近年に入り復刻した。
現在では、中には50層を超えるものも造られている。

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