月別アーカイブ: 2012年2月

Harry Eng’s Topological Bill

まずは、基本形の三折りのInside-Out Banknoteである。
最近、この発案者は、Harry Engであることが分かった。
いままで確証が得られなかったが、やっぱりHarry Engであった。
正式には、Harry Eng’s Topological Billというらしい。
ここでは、これまでの流れでInside Out Banknoteと呼ぶとしよう。


これは、お札を3つ折りにして、中央部分でひっくり返すとできる。
裏と表の区別がなくなるので全くトポロジカルな物体である。
ちょっと頑張れば真似してつくることが可能だろう。

これを何度も繰り返すと、シマ模様が浮かびあがる。
こうなるとあまりに面倒で作るのをあきらめるだろう。
もちろんキレイに作るにはそれなりにコツがいる。
亡きハリーエンに見せてやりたい気になる。

二つ折りのInside-out Banknoteも同じくハリーエンに由来があるようだ。
これは二つ折りのInside-out Banknoteの中央部分を三つ編みしてみた。
三つ編みするには遊びが少ないので見た目ほど単純ではない。

ここまでは、これまでの復習。

Angel of Impossible

何事も創作活動というのは全く単純作業ではない。
ずっとスランプに陥っていると、
ある日ある時、神様が降りてきて視野がぱっと広がる瞬間がある。
こうゆう時、神様の存在を確かに身近に感じるのだが、
神様が来ない間は、まったくやる気も進歩もなくなるのだ。

ひとつの創作を行うのに、何ヶ月もかかることはざらにある。
かと思えば、次々とアイディアが沸いてくるときもある。
こうゆう時は神様が来ていると思うのだが、
例のドイツ人は、この感覚がどうもわからないようだ。
なぜ紙切れ一枚を作るのに何週間もかかるのかと催促する始末で、理解しがたいようだ。
私が作るのは、5分もあれば作れるような子供だましの切れ端ではない。
考案から試作を繰り返し満足のいく完成度まで辿りつくのには、
速くても数週間はかかるのだ。
もしかして、神様が来なければ、何ヶ月も待たせるだろう。
何ヶ月も待てるような気の持ちようでなければ、トレードにはならないのである。

ということを説明しようにも、神様の存在から説明しないといけないので面倒だ。
日本は、八百万の神の国だから、いろんな神様がいて私専用の神様がいらっしゃっても
不思議はないが、あちらは唯一神だ。
あちらのGodは、多分そんな下らないことに手を貸さない。
代わりに良いたとえはないものかと思ったら思い出した。
あちらでは、何かの才能や閃きを与えるのは天使である。
オペラ座の怪人で、怪人はクリスティーヌに自分が音楽の天使(Angel of Music)で
あると思い込ませ密かにレッスンを行うくだりがある。
音楽の天使というのは、そのような天恵を与える天使のことで、高名な音楽家には、
必ずこの音楽の天使が訪れるといわれる。
となれば、私にも不可能の天使(Angel of Impossible)が訪れてくれて、天恵を
授けてくださるのだ。
と、説明してやろうと悶々していたら、馬鹿しく全く面倒くさくなった。

3G世代のハイパーカード

苦々しくもドイツ人のおかげで、久しぶりにハイパーカードに
ついて再考察する機会を得た。
その発展形態を分類すると

第1世代
ハイパーカードの基本的な原理が発見された時代
第2世代
基本的な原理に意匠的な工夫がなされた時代

第一、第二世代のものは、比較的構造や意匠が単純で、少し頑張れば
真似して作ることができる。
私が考える第3世代とは、少し頑張ったくらいでは決してまねして作ることが
できない不可能物体として成り立つハイパーカードだ。

ここで基本的な構造について再度まとめてみよう。
基本的なハイパーカードの技法には以下のものがある。
どれもSlit and Foldを基本ルールとしている。

(1)ハイパーカード(Hypercard)
切片が立っているアレである。キム・イルズ博士が発見、マーチンガードナが紹介
(2)トラップドア(Trap Door)
窓がひっくり反っているアレである。マーチンガードナ
(3)Inside-Out
裏表がひっくり反っているアレである。ハリーエンが考案。
(4)Trick  Braid
3つ編みのアレである。原理そのものは古くから知られている。
(5)Woven Pyramid
二進法的に編みあげるアレである。

他にも細かいテクニックはあろうが、概ねこんなところだ。
この内、Inside-outやTrick Braidを使ったものは、その形状を固定できる。
他は、容易に崩れてしまう。

だから、これらを組み合わせると容易には崩せない、複雑な形状が無数にできる。
この発想に基づいた物体を順に紹介していこう。

また、ここで上げた基本的テクニック以外に新たなテクニックを思いついた。
これも今後紹介していこう。

ドイツ人がちょっとな

ここ最近、ドイツ人のるどるふとかいうヤツからしつこくメールが届くのだが。
どこかで見つけたような折り札やらカードやらを送ってきて、
トレードをしろをいうのだが、それがなんとも出来が悪い。
粗悪なコピーではトレードにはならんのだが、分かっていないようだ。
いっそドイツへ返品してやろうかな。
無視していたら、しつこく催促がくるようなった。
本人は、これでトレードが成り立っていると思っているようだ。
また、コレクションの数やらを自慢したいらしいのだが、その数はあんまり意味がない。
なぜなら、僕はいくらでも新しいデザインを作れるからさ。

もし、まともにトレードしたいのなら、独自のデザインのものを送ってくるか、
ひとひねりでもあるものを送ってきて欲しい。

韓国TVから出演依頼ニダ

基本的にTVとかの出演依頼はお断りだ。
一度体験しているから、もうだいたいどんな扱いされるか検討がつくし、
待たされてるあいだかなりイライラするので、仕事にならん。

今回は、マジックショー番組のゲスト出演らしい。
最近流行りのイケメン韓流マジシャンのイウンギョルとかいうのと一緒に出るらしい。
そんなのと比較されてはかなわんので、丁重にお断りしたい。
のだが、メールに返信したらSPAM扱いで返信されてきた。
せめて返信用のフォームぐらい用意しておいて欲しいものだ。