月別アーカイブ: 2010年10月

作者取材のためしばらく休載します

とは、よくある少年誌での作者の逃げ口上であるが
ちょっと休暇を取って取材旅行に出かけた。
といっても、特別に取材目的がはっきりしたものではなく、
温泉などに浸かりながら、なにげに古刹などの観光地を巡るわけなのだが、
そうした中でも偶然にというかちょっと面白いものを発見することがある。

今回は、北陸方面へと向かいました。
すると、やはり神の見えざる手が私を導いていてくれました。

才田春光(さいだ・しゅんこう)
http://www.peelart.com/
http://www.peelartkit.com/

ミカンの皮などの食べ物を使った不思議なアートの世界「ピールアート」
全般的にパズル飯に通じるものを感じたのが、
中でも興味を魅かれたのが、タンポポの綿毛を瓶詰したもの。


金沢市内のギャラリー&ショップのHIMITOで直接お話しを伺いつつ、ゲットしました。
他にもいっぱい不思議系のアート作品がありました。
果物や野菜などの皮を使ったトリッキーなアートでいっぱい飾られています。
気に入ったならお手頃なお値段で買うこともできます。
店内は独特の癒される雰囲気で女性に人気なのも解ります。
ぜひ、奥方や彼女を連れてお出かけください。

追記
忘れてました。今週末にビックサイトにて出展するそうです。

11/6(土),7(日)
 ★デザインフェスタでピールアート!
「たんぽぽびん」の初デビューです。
時間:AM11~19時
会場:東京ビッグサイト 西ホール全館
場所:西3ホール4F ブースNO:K036-037

雑学セミナー

既にご存知かもれしれませんが、
数学セミナー11月号にて、「エレガントな解答をもとむ」に紹介されました。
活字媒体に載るのはこれが初めてではないだろうか。
以前、朝鮮日報に載ったときは、たしかWEB版だったので、実物の誌面ではないと思う。

数学セミナーという雑誌は、かつて数学少年だった頃から大変良く知っている雑誌で、
純粋な数学からは興味が離れて数十年経つので、内容にはすっかり着いていけて
いないのだが、それでも時折載るパズル的な話題には好奇心を駆られる。
そのような雑誌に僅かでも紹介されれば、大変光栄なことだ。

今回は、上原さんが件の編んだ折り札をモチーフに問題を提案され、
それに対するエレガントな解答をもとむという形式であった。
その解答編が今号ということになる。
5Pにわたり紹介されて読み応えのある内容である。
群論による説明は正直なところ私の理解力を超えるが、
行列を使った解答というのもどんなものだか見てみたかったかな。
別解に関しては、これはこれでAha的な面白さがあって参考になる。
いろんな人が真摯に取り組んでくれたのだと感謝いたします。

さて、誌面に対しての補足として、
格子状に編むというということのメリットとして、それがなぜ不思議に思えるかという
ことです。
ただ、複雑な編み方であればいくらも考えつくでしょうが、それでは面白みに欠けます。
不思議さとは、解りやすさも兼ね備えてなければいけません。
何が不思議で面白いかを直感的に指し示すことができれば最高の物体なのです。
手品やパズルなどにも通じるのですが、直感的に問題提起して、すぐにその深遠さが
伝わることが肝要なのです。
格子に編むというのは、その構造を全ての人が容易に理解でき、
次の考察へいざなうことが可能になるのです。
たとえば、千鳥格子も格子になっていますが、すぐにその不思議さに気付きます。
この折り紙の原点には、トリック編みがもちろんありますが、市松模様に見せる
ように置き換えるには、和尚さんの編んだお札が重要なモチーフになっています。
あれがポシブルでないのは、しばらく考察してみると解ることですが、
それでも、もしかしたら、何か別解があってポシブルになるかもしれません。
そういった期待を抱かせる良い作品なのです。
その期待を原動力に試行錯誤を重ねることで生み出されたものですので、
これをモチーフに新しい不思議を生み出していただきたいと思います。