月別アーカイブ: 2010年8月

千鳥格子のある観光地

これまでに判明した千鳥格子が存在する寺社、仏閣、旧跡など。
近年に入って設置されたものは除きます。
意外と一度は行ったことがあるような有名観光地や身近にあるものです。
やはり、格式高かったり重要な場所には使われることが多いです。

岐阜県
 荘川村指定文化財「千鳥格子御堂」(慶長元和 1596~1622)
 岐阜県高山市荘川町六厩
一応こちらが千鳥格子の元祖ということになっている。
年代的にも一番古いものだと思われる。

 上呂 久津八幡宮 幣殿
上呂は、温泉で有名な下呂温泉の上流にあたります。
ここには、左甚五郎の作といわれる「鳴いたウグイス」「水呼ぶ鯉」なども。

高山市内
 助六橋の稲荷堂
 明治初期に岡田甚兵衛が千鳥格子御堂を模倣し立てたもの。

京都
 清水寺 夜叉神堂(世界遺産)
 世界遺産の千鳥格子です。夜叉神堂そのものも謎です。

 二条城(世界遺産)
 ぱじゅりんにも近いのでぜひ訪れてください。本丸御殿は、ほとんとすべての格子戸が千鳥格子になっているかなり贅沢な作りです。

東寺 大師堂の明障子(国宝)
 こちらの障子の栓は、千鳥格子になっています。
 ただ、障子の組子は、他の千鳥格子よりは目が粗いので、同じ千鳥格子として扱ってよいか
疑問が残ります。襖や障子などの建具に使われる場合は、「本捻組」「地獄組」などと呼びます。

伏見稲荷大社 御茶屋(寛永18年 1641)重要文化財建造物
障子の桟に「地獄組」
同じく、最古の襖という高野山金剛峯寺不動堂の襖も地獄組み

松江
松江城
 松江城の井戸の覆い格子。かなり立派な井戸の表面を覆っています。
 井戸というのは重要な場所でもあります。
玉作湯神社
 山陰地方の名湯、玉造温泉にあります温泉神社です。思いがけず見つけました。

小泉八雲旧居
 小泉八雲が実際に住んでいた家ですが、かなり趣味が良い武家屋敷を選んで
住んでいたようです。こちらの障子の桟の随所に「地獄組」が使われています。

文献
「番匠町家雛形 明和七年(1770)」
これに載っている「小間返之手違組仕様」は、いわゆる「千鳥格子」です。

「Puzzle in wood」(1956)
The Grillの名前で千鳥格子ににたものが登場する。ただし、なぜかひし形状に斜めに組む様子になっている。これは、番匠町家雛形の「小間返之手違組仕様」に図的にはそっくりなので、
もしかして、これが海外に渡って間違って解釈されたものかも。

とりあえず、これだけ。
まだまだあると思います。

都市伝説か!?

都市伝説といえば、なぜかかならずと言ってよく引用されるフリーメイソン。
実際にはそれほど秘教めいたものではないそうだが、不可能物体との関係がなくはない。
欧州の古い瓶細工には、このフリーメイソンをモチーフしたものが存在する。
これは18世紀のイギリスで作成されたもので瓶細工としてはかなり古いものに該当する。
フリーメイソンの儀式の様子を表したものであるが、代表的なモチーフが随所に飾られている。
定規とコンパス、太陽と月、全てを見通す目、石柱などである。
フリーメイソンではその儀式の様子を明かしては言われているが、
それほど厳しいものでなかったようだ。

これは、WhitlingのバイブルThe Art of Whitlingに載っているもので、
フリーメイソンの代表的なモチーフである定規とコンパスを瓶にいれたものだ。
Gの文字も代表的なモチーフで、フリーメイソンのグランドロッジを表すといわれている。

古いWhimseyBottleには、他にも梯子が入っているものを見かけるが、
これはヤコブの梯子というもので代表的なフリーメイソンのモチーフである。
フリーメイソンのモチーフには、よく工具が用いられるが、Whitlingに
工具をモチーフにしたものが多いのも関連性があるかもしれない。
工具はフリーメイソンの儀式では重要なアイテムであり、階級などを表すことがある。

さて、信じるも信じないもあなた次第...

※これは、今年のエイプリルフール用に用意した素材です。

車のナンバー

芦ヶ原先生のご本を読んでいて、ふと見た記事に車のナンバーが九九になっている
車を写真に収めて集めている人が話が出てくる。
じつは、私の歴代の車のナンバーは、九九になっている。
最初は、購入した車のナンバーが偶然九九になっていたのを喜んで、
次から指定して九九を採るようにしている。
よく、キリ番だとか語呂を指定して採る人はいるが、九九を指定する人は少なかろう。
九九だと持ち主は覚えやすいが、他人は九九だと気がつく人は少ない。
九九のナンバーに出会う確率は、1%にも満たないので、街角で見つけることは
困難である。まして、九九には49や42などの語呂が悪いものが含まれるので、
確率はかなり低い。

気分はアリエッティ。ただいま借り暮らし中

事務所移転に伴い、アトリエも移転したのだが、暑くて暑くて創作意欲が全く湧かんのだ。
IPP以降、なんとなく燃え尽きた感があり、思ひでに浸ってズーとボーとしていたいのだが、
そろそろ何事か現実に引き戻されつつあります。

新アトリアは、ちょっと秘密基地のようであります。
家具屋の倉庫を借りてちょっとした仕事ができるようにしてあります。
ひっそりと隠れ家のように最上階の倉庫の一角に部屋を作っております。
ときどき業務用エレベータで地上に降りては、人間界の食べ物を調達します。
時には魔法を使って怪しい物体を創作します。
人に見られると消えてなくなるかもしれません。