日別アーカイブ: 2004 年 11 月 11 日

矢の意味

コーラビンと矢のモチーフを考えてみる。
この作品が特に印象深いのは、それが人間の根源的な欲求を表現しているからだ。
硬く突き通すことが困難な大きさの穴に、より大きな矢を突き刺し、かつ抜けなくする。
矢は、男根のシンボルであり、穴はもちろん女性のシンボルである。
コーラビンの場合は、その曲線がさらに女性を連想させる。
そして、穴に矢を通すのは、性行為そのものである。
もしかしたら、矢は最初は男根をイメージした形状だったのではないか。
さすがにそれは公表できないので、無難に矢になったのではないかと勝手に想像する。
フォシェが、無意識でこの造形を考えたとしたら大したものだ。
このようなモチーフが作品に深みを出しているのは間違いない。