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カウンター (2006/4/4カウンター設置)
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ハイパーカード the HyperCard

ハイパーカードの歴史


不可能物体に関連した記事というのは、ほとんどまとまったものを見たことがない。
せいぜい、作ったものを陳列するだけの粗末なものだ。
それらについて何かを知りたいと思っても、せいぜい断片的な記事やメモがあるだけである。
パズル解説書だけなく、数学遊戯やマジック関係などの雑誌、書籍や記事を漁ることになる。
そこで、私は、貴重な資料を散逸しないように努力をすべきであると思う。
そして、何より基本が大切であることを忘れないように、基本的な技法を復習しておこう。

ここで、まずはひとつハイパーカードの歴史をまとめてみた。
フォールディング(折り曲げ、折り紙)パズルともいう。
折り紙というと本来は、わが国の専売特許であるが、この分野では、お株を取られた形になっている。
ハイパーカードというと、Mac上の有名なソフトを連想するかもしれないが、ここでは、不可能物体のそれである。

主な出典は、イアン・ローランド(Ian Rowland)がハイパーカードその他についてまとめたもの
http://www.ianrowland.com/WowCards/WowCardsBriefHistory.html
より妙訳し、独断と偏見で適当に加筆してある。
本文は、Wowカードと呼ばれるものの歴史を語っているが、ハイパーカードの歴史の参考にもなるので、あえて取り上げた。
なにぶん作者には許可を得ていないので、そのつもりで読んでほしい。訳文が気になる人は、本文を参照するように。
元になる資料があまりにも限りなく少ないのでそのあたりは簡便してほしい。

また、これらの記事については、パズルに関する中心的存在の葉樹林のホームページも参考にさせていただいた。

ーーーここから引用

パズル研究家やマジシャンたちは、その長きにわたり紙の驚くべき折り曲げ方を工夫してきた。
私の知る限りもっとも信頼できる情報は、サイエンスの数学ゲームの著者、マーチンガードナー(Martin Gardner)の取り上げたストーリーである。
グスタフ・J・サイモン、彼は、ロラマイト社のエンジニアであり、ガードナーに珍しいトポロジーの問題が浮上し、その技術者グループが解決したことを伝えた。この時初めて、この分野の原理が開発された。※1

1983年カールフルブス(Karl Fulves)※2は、「ローバート・ニールのトラップドアカード」('Robert Neale's Trapdoor Card')を出版した。
この手順は、インデックスとなるドア形状のカードを含んでいて、それは「ストリームライントラップドア'Streamlined Trapdoor'」または、
「トラップドア"Trapdoor"」と呼ばれる、一見不可能に思えるカードである。
ボブ・ニール※3は、後に、小さなフレームが大きなフレームをフレームするというように、これを「フレーム'Framed'」と読んでいる。
※4

イギリスのマジシャン、テリー・ロジャース(Terri Rogers)は、同じトラップドアの原理を使い、「スターゲート'StarGate'」と呼ぶ効果を使った。
それには、マーチンブリーズ(Martin Breese)の出版した'Top Secrets'を見ると良い。
マーチンガードナは、この原理を他に'Parallax'にも使っている。

同様に、パズル愛好家なら誰でも知っているマーチンガードナの著書に、「ハイパーカード」の記述がある。
ハイパーカードは、1枚のカードからできており、糊付けなどの細工はされていない。
※5

1990年代の初めに、フィンランドのパズル研究家のマティ・リンコラ(Matti Linkola)は、イギリスのパズル研究家ティム・ロヴェッツ
Tim Rowett)にトラップドアを紹介した。ロヴェッツは、すぐに、非常に創造的なパズル研究家アンガス・ラベリー(Angus Lavery)
にそれを紹介した。
ロヴェッツは、アンガスに、ハリーエンが「ハイパーカード」と呼ぶ(先のハイパーカードとは別もの)作品と異なるが関係の深いものを
見せられた。
アンガスは、これにより着想を得て、切り込みと折り曲げを使った「不可能カード」をテーマに開発を行った。
彼は、これの巧妙な接合を多用し、いくつかのバリエーションに分岐させた。
( He devised several variations, although many relied on well-concealed joins.)

ーーここから先は、Wowカードの紹介ーー
そして、アンガスは、私(Ian Rowland)にこの主題を紹介した。
私は、これらの先駆者たちの偉大な技法により、この仕事を成し遂げるように努力した。
最初に、これらのカード作りの手法をリファインし、より豊かな緻密さで、可能な限り最大限に、正確に、一貫性を持って
この技術を磨いた。

第2に、これまでにないような魅力的なアイデアによる複雑なデザインで挑戦した。
私は、新しいReFlexionsを計画し、準備するためにコーラルドローを使ってコンピュータで好きなデザインを行う。
このソフトで、角度や回転、反転、対称、曲線などを実験する。

第3に、切り込みと折曲げ(slit-and-fold)を使った(Card ReFlexions)を作ることができた。
そして、少しの技法を付け加えて、(FLinks)ができた。
不可能なリンクを作る(FLinks)手法は、私のオリジナルである。それは、多くに時間を費やした実験の結果である。

ーーーここまで引用

訳者註

※1
邦訳「アリストテレスの輪と確立の錯覚」16章 曲がりやすい帯とその他の問題
マーチンガードナの著書は、記事の使いまわしが大変多いので、他にも同様の記述がどこかにあるかもしれない。
この本は、別冊サイエンス「数学ゲーム2」の一部焼き直しでもあるので、同様の記載があるかもしれない。

※2は、カールフルブスは、イギリスのマジックの入門書の作家
※3.ローバート・ニール=ボブ・ニール

※4「トラップドア」

(TrapDoor Card)
ハイパーカードのように、1枚のカードからできている(トランプのカードを使うことが多い)。
切り込みが入れてあり、折り曲げてある。しかし、糊付けしたり、くっ付けたりなどの細工はしてない。
カードの半分を四角い窓に切り、折り曲げてある。
しかし、窓がカードの残った部分と結合している部分は、本来の向きとは逆向に折曲がっている。

窓枠は、できるだけ太く、そして窓はできるだけ大きく作ると効果的。

※5 「ハイパーカード」
(HyperCard)
ハイパーカード(「超能力と確立」では超カードと記述されている)は、そもそもマーチンガードナーの著者に記述がある。
一枚の紙に3つの切り込みを入れ180度ひねって作る。数学的に非常に興味深い構造をしている。
1979年サイエンス(日本語版)1月号に掲載。
「超能力と確立」平成8年発行(丸善)に再録。「1章 ミニマル彫刻」
この記事は、その後、数学、奇術、パズル、芸術などの各方面に波紋を呼び、追記にその顛末が語られる。
それについては、非常に興味深いので、別にまとめることにしよう。

ーー訳者註終わり

ここまで、ローランドの作品ReFlexionsが、これらの技術の上にアーティステックな感性を付け加え発展させたものであることがわかる。

このような技術を使った不可能カードは、他にもいろいろなデザインのものが開発されている。
それらを紹介するのは、すでにデザイン上の違いだけで、すでに面白みがない。
そろそろ新しい展開が欲しいところである。


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