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エイプリルフールと不可能物体 April Fools and Impossbile Object


不可能物体は、エイプリルフールとともに歩んできたといっても過言ではない。

コーラビンが、不可能の博物館(The Museum of Impossible)として米OMNI誌に登場するのは、1984/4月号である。

もちろん、エイプリルフールにひっかけての雑誌掲載である。
欧米の雑誌には、4月号で
エイプリルフールネタを掲載することが多い。
不可能物体のような人をクッタような存在は、エイプリルフールには最適なのでしょう。
その翌年にも、この追記記事が一年越しに行われている。


芦ヶ原先生が、日本に始めてコーラビンを紹介したのは、講談社クォーク誌の1982/11号だった。
これ自体は、四月馬鹿ではない。
芦ヶ原先生は、もともと冗談ぽい文章が得意で、ほんとか嘘かわからない文を書くのだが、4月馬鹿に関しては、その度合いがさらにパワーアップする。
パズルには、人を混乱させるという意味もあるので、文体そのものがパズルなわけだ。

以下は、どれも、クォーク誌のパズル欄である。
不可能物体の続く記事では、4月号に掲載するケースが多いのだ。
もちろん、エイプリルフールにちなんだ冗談としてである。不可能物体は、エイプリルフールに最適の素材なのである。
そこで、今は無きクォーク誌の4月号を追ってみると、

1984/4には、「不思議な5円」として、その作り方を明かしている。
それは、植木に5円玉を挿して大きくなるのを待つ方法だ。


1985/4には、ヒキミパズルコンペのグランプリ受賞者のシランプリ氏が登場するが、これは、もちろん氏本人である。

1986/4には、コーラビン入りのタマゴが登場する。
後に、これは石膏で作ったフェイクだったことが暴露されている。


1987/4には、ポテトのソリティアが登場する。これは、本当にドイツに実在するようだ。
もし、日本が舞台なら、たこ焼き機でソリティアをやるだろう。もちろん、飛び超えたたこ焼きは、
お腹に消えることになる。全部たこ焼きが消えたら、お腹物体の出来上がり。

1988/4は、サムロイドの自スタンプが押された蔵書の紹介だ。これは、真偽がよくわからない?
これは、ネタかどうかも微妙だ。

1989/4は、氏本人が、世界のパズル家シリーズとして初登場する。
記事そのものもどうも嘘っぽい。手には、繋がったセロテープを持っている。

1990/4には、宙に浮く地球儀。これは、写真を合成したものであることが編集部により暴露されている。
場所は、記事にあるパリのポンピドーセンタではなく、所沢駅前だそうである。

1991/4には、これまた、インポシボトルなる不思議なボトルが登場。
酔っ払って作ったので、その作り方を忘れたそうだ。

1992/4には、「隣組パズル」という箱入り娘の戦時中版が登場する。
ちょっと嘘臭い感じもするが、どうやら本当にあった物のようだ。
まるで嘘のような本物でエイプリルフールの逆説である。

1993/4には、メイトリック博士に会い、クリントンの当選する予言の数秘術の記事。
メイトリック博士は、マーチンガードナーの創作上の人物で会えるはずがないが、こうゆうネタは好きです。

1994/4には、キャスト「バイク」の黄金バージョンが登場する。
黄金といっても、メーカに頼んで作らせた金メッキ版なのだが、これはエイプリルフールにしては、筆のノリがいまいちな気がする。企画ミスか?

1995/4には、幻の6×6×6ルービックキューブを手に入れる話が登場する。
この話は、パズル愛好家でもいまだに本当の話と信じている人がいる。
あとから、これも捏造記事であることが判っている。写真も、既存のキューブのピースを積み重ねただけのフェイク。


1996/4は、パジュリンの店主が、世界のパズル家シリーズに袈裟を着て登場。
ハイパーカードの紹介。

1997/4は、マクマホンのカラータイル。これは、真面目な記事のようだ。

以降は廃刊。
といった感じである。

こういった冗談は、もちろん敬愛するマーチンガードナの有名な4月馬鹿の記事に倣っている。
ちなみに、ガードナーのエイプリルフールというのは、Scientic Americanの1975/4月号でSix Sensational Discoveries(世間を驚かせた6つの発見)と題された記事で、内容は以下の通り。
(1)マクレガーの地図
4色問題の反例として挙げられた有名な地図。もちろん4色で塗り分けられるが少々難解。
当時は、まだ4色問題は解決されていなかったので、多くの反響があった。
(2)eのπ√163乗は整数であることをラマヌジャンが発見。
eもπも超越数でかつそのべき乗なので、簡単には精度良く計算できない。限りなく整数に近い超越数であることが知られている。この記事は、なにか数学遊戯の本で題材にされていた覚えがある。
生半可な数値計算では、丸められて、整数としてみなされてしまう。
これは、ラマヌジャンの定数と呼ばれ、小数点以下に9が12桁も続く。偶然に見つかったものではなくて、不定方程式を解くための楕円関数論から導かれるそうだ。
(3)特殊相対論の論理的な欠陥
これも理論物理学者の間では有名なパラドックス
(4)チェスプログラムMacHicがチェスの必勝法を確立
チェスに詳しくないので、面白みがよく解らない。
(5)ダビンチの水洗トイレのデッサン画
マドリッドの図書館で失われたダビンチのノートが、ラモン神父によって発見されたというもの。
もっとらしく描かれた水洗トイレの図は、ガードナーの友人のデザイナーAnthony Ravielliによる。
わざわざ羊皮紙を使いブラウンインクで書かれたそれは、多くの人が衝撃を受け、現在、ニューヨーク公立図書館にて登録、保管されている。
(6)念力モータの作り方
簡単な工作で、手の体温で自動的に回りだすもの。まるで念力でまわっているような錯覚がおきる。
超能力や心霊術に使われるアイテムを茶化した記事。
これに近いものの作り方が、雑誌ムーに載っていた覚えがある。若かりし頃、不覚にもこれを自作した。

ガードナーの偉大さは、科学的な権威があるSA誌において、こういったことをするその度胸である。
冗談だと理解できずに、真に受けて転載されたりして世の中を混乱させたのである。

参考文献:
「芦ヶ原伸之の究極のパズル」クォーク編集部、講談社 1988
「私家版 芦ヶ原伸之の究極のパズル2」 個人蔵 非売品
Time Travel and Other Mathematical Bewilderments,W.H. Freeman & Company; (August 1, 1987)
マーチン・ガードナー


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